
ジェトロビジネス短信によると、日系大手コンビニチェーンのセブン-イレブンが、2024年6月6日にベトナム・ハノイ市で初の店舗を開業しました。ハノイでの日系大手コンビニの出店は初めてで、すでに南部ではファミリーマートやミニストップも展開しています。
一方、ハノイ市内ではサークルK(192店舗)やGS25(18店舗)などの外資系コンビニが先行しており、競争が進んでいます。
セブン-イレブンのベトナム1号店は2017年にホーチミン市に登場し、現在は南部に130店舗超を展開。運営は地場企業のセブンシステムが担い、7-Elevenインターナショナルがマスターフランチャイズ契約と一部出資を行っています。セブン-イレブン・ジャパンとは資本関係はなく、関係会社の日本人社員が商品・店舗戦略などを支援しています。
今回オープンした店舗は観光地・ホアンキエム湖近くのロースー通りにあり、PB商品や日用品、バインミーやコーヒーなども提供。イートインスペースも完備されています。さらに、日系スタートアップ「カメレオ」によるカットフルーツなど、日本企業との連携も見られます。
セブンシステムは今後オフィスビル内の出店も計画しており、2025年中にハノイで15店舗体制を目指しています。こうした展開は、日本製品の流通拡大や日本食文化の普及、新しいライフスタイルの創出にもつながると期待されています。
■まとめ
今回のセブン-イレブンのハノイ進出は、日系コンビニの新たな市場開拓を象徴するとともに、日本の商品や食文化をベトナムに広げる大きな一歩となります。今後の出店拡大により、現地の生活スタイルや消費行動にもさらなる変化が期待されます。
ジェトロビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/06/8eed9fa33e4a940c.html
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