
ジェトロのビジネス短信によると、ベトナム統計局の発表で、2025年上半期(1~6月)にベトナムを訪れた海外からの訪問者数(推計値)は1,066万5,000人となり、前年同期比で20.7%増、新型コロナ流行前の2019年同期比でも25.7%の増加となりました。
国・地域別では、中国から272万7,000人(前年189万1,000人)、韓国から220万8,000人(同228万2,000人)、台湾から63万人(同63万人)が訪れ、上位3位を占めました。日本からの訪問者は39万3,000人(同33万6,000人)で5位となっています。
2019年同期比でみると、中国(9.8%増)、台湾(46.4%増)、米国(14.3%増)が増加。特にカンボジア(4.5倍)、フィリピン(3.2倍)といった近隣国からの伸びが顕著でした。
政府は観光促進策の一環として、2025年3月から12月まで、ポーランド、チェコ、スイスの旅券保持者がベトナムの旅行会社が企画するツアーに参加する場合、最長45日のビザ免除を導入。この施策による訪問者数の増加が期待されています。
ファム・ミン・チン首相は7月3日、観光分野を2025年上半期の主要成果のひとつと評価しました。政府は年間で2,200万~2,300万人の海外からの訪問者誘致を目標としており、すでに上半期でその約半数に達しています。
航空路線の拡大も追い風となっています。ベトナム航空は北京、バンコク、ベンガルール、ハイデラバード、プサン、バリ、ミラノへの直行便を新設し、12月にはコペンハーゲン便も就航予定です。さらに、ベトジェット航空は3月にインド2都市、6月にはニャチャン市とロシアのウラジオストク、ハバロフスク、ブラゴベシチェンスクを結ぶ便を開設しました。国際線の拡充によって、下半期の訪問者数増加に一層の期待が寄せられています。
ジェトロビジネス短信
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/07/f438ff377e7bf567.html
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